【夏でも稼働中】北見ファミリーランド・スキー場ロッジの綿あめマシーンが、知る人ぞ知る穴場だった

そのスキー場のロッジを、夏に覗いてみたら――思いがけない発見があった。休業中のはずの季節に、レトロな綿あめ自動販売機が一台、静かに、でも確かに稼働していたのだ。
ロッジの中にぽつんと佇む綿あめマシーン

ロッジの一角に並ぶ自動販売機は、案内板を見ると軒並み「休止中」の表示。スキーシーズンが終われば当然と言えば当然の光景だ。
ところがその並びの中に、ひとつだけ様子の違う機械があった。黄色とオレンジのボディに、道化師(ピエロ)とふわふわの綿あめのイラストが描かれた、いかにも昭和・平成レトロな佇まいの「コットンキャンディー」の自動販売機。よく見ると、料金は100円。手順を示すステッカーには「お金を入れてね」「メロディが流れ、自動でわたかしをつくります」「ブザーが鳴ったらハンドルを下に倒して取り出してね」と、当時のまま丁寧な説明書きが残っている。
周りの自動販売機がすべて眠っている中で、このマシーンだけがぽつんと稼働している様子は、なんとも言えない味わいがある。テーマパークが夏だけ営業し、スキー場ロッジは本来オフシーズンのはずのこの時期に、なぜかこの一台だけは現役を貫いている――そのギャップこそが、この場所を「穴場」たらしめている理由だと思う。
きたみファミリーランドと若松市民スキー場について
きたみファミリーランドは、北見駅から車やバスで15分ほどの場所にある遊園地。管内最大級のジェットコースター「クレイジーマウス」をはじめ、どこか懐かしさを感じさせる遊具が揃うレトロなテーマパークで、入園自体は無料、乗り物ごとにチケットを購入するスタイルだ。
隣接する若松市民スキー場は、冬季に人工降雪を活かしたゲレンデを開放しており、初心者やファミリー層にも人気のスキー場。スキー・スノーボード用品のレンタルや、ロッジ内のレストランも備えている。
つまりこのロッジは、本来「冬の施設」。そこに夏訪れて、稼働中の綿あめマシーンに出会えるというのは、狙って行けるものではない、ちょっとした偶然の産物なのかもしれない。
こんな人におすすめ
- レトロな自動販売機や昭和・平成の残り香が好きな人
- きたみファミリーランドで遊んだ帰りに、ふらっと寄り道してみたい人
- 「なぜこれだけ動いているんだろう」というちょっとした謎解き感を楽しみたい人
派手な観光地ではないけれど、こういう「なぜか動いている」小さな発見こそ、旅や散策の醍醐味だと思う。北見ファミリーランドに足を運ぶ機会があれば、ぜひスキー場ロッジも覗いてみてほしい。
施設情報
- 施設名:きたみファミリーランド/若松市民スキー場
- 所在地:北海道北見市若松(北見駅より車・バスで約15分)
- きたみファミリーランドの開園期間や営業時間は季節により変動するため、訪問前に最新情報を確認することをおすすめします。