【北見 まちづくり 講演会】前帯広市長・米沢則寿氏が語る「フードバレーとかち」16年の舞台裏|11月1日開催

「北見のまち、10年後はどうなっているんだろう?」
ふとそんなことを考えたこと、ありませんか? 買い物に行くお店、子どもたちの進路、地元の農業や商店街のこと。まちづくりって大きな話に聞こえますが、実は私たちの毎日の暮らしとしっかりつながっています。
そんな「北見のこれから」を考えるヒントがぎゅっと詰まった講演会が、2026年11月1日(日)に北ガス市民ホールで開かれます。講師は、帯広市長を4期16年務めた米沢則寿(よねざわ・のりひさ)さん。十勝の「フードバレーとかち」を引っ張ってきたご本人から、直接話を聞けるまたとないチャンスです。編集長Dr.まぶまぶも、今からとても楽しみにしています!
北見のまちづくりを考える講演会が11月1日に開催
まずは、今回の北見まちづくり講演会がどんなイベントなのか、ざっくりご紹介しますね。難しそうに感じるかもしれませんが、安心してください。市民のための、ひらかれた講演会です。
どんな講演会?
主催は「北見市次世代まちづくり研究会」。北見市や北見青年会議所、北海道中小企業家同友会オホーツク支部も後援に名を連ねています。
タイトルは「フードバレーとかちの4期16年 まちの未来をひらくコンセプトの力」。“フードバレーとかち”はどのように生まれ、何を残したのか。その16年間の取組をふり返りながら、北見のこれからを一緒に考えようという内容です。北海道新聞でも、十勝の事例から北見のまちづくりを考える講演会として紹介されています。
誰でも参加OK、市民向けのイベントです
参加費は2,000円で、「どなたでもご参加いただけます」とのこと。行政や経済の専門知識がなくても大丈夫です。「地元が好き」「なんとなく気になる」という気持ちだけで、十分に参加する理由になります。定員は100名なので、気になる方は早めの事前申込がおすすめですよ。
講師・米沢則寿氏ってどんな人?
講演の中身をより楽しむために、米沢さんの歩みを少しだけのぞいてみましょう。経歴を知ると、なぜこの方の話が北見のまちづくりに役立つのかが見えてきます。
民間出身の市長として4期16年
米沢さんは1956年、帯広市生まれ。北海道大学法学部を卒業後、石川島播磨重工業(現IHI)に入社し、その後は日本合同ファイナンス(現ジャフコ)でロンドン駐在員を経験。北海道ジャフコの社長やジャフコの常務取締役などを歴任しました。
つまり、企業の成長を支える“投資とビジネスのプロ”だったわけです。そんな米沢さんが2010年4月に帯広市長に就任し、2026年4月に退任するまでの4期16年、ずっと掲げ続けたのが「フードバレーとかち」でした。
現在は道銀地域総合研究所の顧問
市長退任後は、株式会社道銀地域総合研究所の顧問として活動されています。行政のトップとして、そして民間の視点からも地域を見つめてきた方だからこそ、話の引き出しがとても多いはずです。
そもそも「フードバレーとかち」とは?
ここが講演のいちばんの核になる部分です。「名前は聞いたことあるけど、実はよく知らない」という方も多いのでは? なぜ十勝の取組が注目されてきたのか、具体例を交えて見ていきましょう。
食と農林漁業を柱にした十勝全体のまちづくり
フードバレーとかちは、ひと言でいえば「食と農林漁業を柱に、十勝の産業を元気にしよう」という地域ぐるみの取組です。帯広市だけでなく、十勝管内19市町村すべてに加え、農林漁業団体、商工団体、金融機関、大学・試験研究機関など、多くの団体が推進協議会に参加しています。
「農林漁業を成長産業にする」「食の価値を創出する」「十勝の魅力を売り込む」という3つの柱のもと、生産振興や担い手育成、新商品開発、創業支援、観光プロモーションまで、幅広い戦略が展開されてきました。
明治やフジッコとの連携など具体的な成果
取組は“かけ声”だけではありません。たとえば2017年には、推進協議会と株式会社明治が乳の価値向上を目的とした包括連携協定を締結し、「十勝ヨーグルトプロジェクト」も進められました。ほかにも、フジッコと大豆由来の機能性成分ピニトールの活用に取り組むなど、企業と地域がタッグを組んだ事例が生まれています帯広市「フードバレーとかち」の取組と成果。
カギは“旗印”となるコンセプト
今回の講演のサブタイトルは「まちの未来をひらくコンセプトの力」。ここがとても面白いポイントです。
2010年の帯広市の会議記録を読むと、委員から「フードバレーとは旗印」という声が上がっていました。わかりやすいひとつの言葉があるからこそ、立場の違う人たちが同じ方向を向き、「自分は何ができるだろう?」と考え始める。コンセプトには、人とまちを動かす力があるんですね。その力の正体を、16年間の現場を知る米沢さんから聞けるのは本当に貴重です。
十勝の経験が北見のまちづくりにどう活きる?
「でも、それは十勝の話でしょ?」と思った方もいるかもしれません。ところが北見にも、十勝と同じように育ててきた“強み”がしっかりあります。
タマネギをはじめ“食の力”は北見にもある
北見といえば、全国有数の産地として知られるタマネギ。ほかにも豊かな農産物や、焼肉をはじめとした食文化など、オホーツクならではの魅力がたくさんあります。素材はそろっている。では、それをどんな言葉でまとめ、どう人をつないでいくのか。そのヒントが、十勝の16年の中にきっとあるはずです。
市民一人ひとりが考えるきっかけに
まちづくりは、行政や一部の人だけのものではありません。講演を聞いて「うちのお店でもできることがあるかも」「子どもたちにこのまちの良さを伝えたい」と感じる、その小さな気づきこそが、まちを動かす第一歩になります。
まとめ|北見のこれからを一緒に考えよう
十勝で16年かけて育ってきた「フードバレーとかち」。その誕生から成果までを、旗振り役だった米沢則寿さん本人が語る今回の講演会は、北見のまちづくりを考えるうえでまたとない機会です。
難しく構えず、「ちょっと聞いてみようかな」くらいの気持ちで大丈夫。秋の日曜の午後、北見の未来について一緒に考えてみませんか? 定員は100名なので、気になった方はぜひお早めに事前申込をどうぞ!
講演会の開催概要
- 講演名:北見のまちづくりを考える講演会「フードバレーとかちの4期16年 まちの未来をひらくコンセプトの力」
- 講師:米沢則寿氏(前帯広市長/株式会社道銀地域総合研究所顧問)
- 日時:2026年11月1日(日)15:00〜17:30(14:30開場、17:30終了予定)
- 会場:北ガス市民ホール 会議室1号室(北見市常盤町2丁目1番10号)※駐車場あり
- 参加費:2,000円(どなたでも参加できます)
- 定員:100名(事前申込優先。定員に空きがある場合は当日参加も可能)
- 申込方法:チラシ掲載のQRコードから事前申込
- 主催:北見市次世代まちづくり研究会
- 後援:北見市、公益社団法人北見青年会議所、一般社団法人北海道中小企業家同友会オホーツク支部
- お問い合わせ:[email protected](担当:菅原)
北見のまちづくりを考える講演会が11月1日に開催